【ボックスホッケー】

                         

http://www.city.daito.osaka.jp/sec/129/boxhoke.jpg

●概要

 ボックスホッケーは相手ゴール(ボックス両端の穴)をめがけてスティックでパックをシュートしあうミニホッケーです。 誰にでも簡単に楽しむことができ、ゲームにも変化があり息つく暇もありません。

 また、このゲームはアメリカでは古くから手作り用具で楽しまれてきているので、日曜大工でいろんなコートを自作し、独自の楽しみ方をすることができます。

 

●用具

 

1.ボックス

ワンボックスの大きさは45cm×90cmです。

ゲームは2ボックスで行う方法と、4ボックスで行う方法の2通りがあります。

より迫力のあるゲームを楽しみたいという人は、ボックス内にグラスビーズを敷けば、よりスピード感のあるゲームも展開できます。

 

2.スティック

 一般には塩ビパイプにラバーグリップが付いている長さ90cmのものを使いますが、年少者が使う場合は短く切って使ってもかまいません。

1人につき1本あれば良いのですが、激しく打ちあうため破損のおそれがあるので予備もあったほうがよい。

 また、ビニールテープを巻いておくと強化もでき、安全に使えます。

 

3.パック

 木製で、直径5.5cm、厚さ2.0cmの円盤型のものを使います。4点先取したほうが勝ちで、得点したほうのゴールの外側にパックを置いて、得点表示とするので、最高7個のパックが必要となりますが、これも一般的に は1個のパックで行い、得点は各自で覚えておくか、目印になるようなものをおいた方がよいでしょう。

 

●人数

 2ボックスであればシングルス、ダブルス、4ボックスであれば、トリプルス、フォアーズで行うこともできます。

 

 

●ゲームの進め方

1.各プレーヤーはスティックを1本ずつ持ってボックスの両サイドに向かい合って立ちます。

  このとき相手ゴールは向かって左端になります。

 

2.ボックスの中央フェンス上にパックを置き、次に各チームの代表者によってフェイスオフを行います。

  フェイスオフとは、まず自陣コート内を軽く叩き、次に相手チームの代表者とスティックと打ち合わせます。

 これを3回繰り返し、3回目に相手チームのスティックの打ち合わせを合図に素早くフェンス上のパックを隣のボックスに打ち入れます。

 

 ※パックが外に出てしまったり、隣のボックスを飛び越えて次のボックスに入ったときもやり直しです。

 得点が入った後も同じようにフェイスオフからゲームを再開します。

 

3.プレー中にパックがフェンスを飛び越えて外に出てしまったり、隣のボックスまで飛んでいってしまったらすぐにゲームを中断し、パックが出たボックスのゴール寄りでないフェンス上にパックを置き、フェイスオフを行います。

 

 

 

 

●反則

  次に挙げる行為は反則となり、3回の反則で相手側に1点を与えます。

1.各ボックスをつなぐホール、またはゴールの前にスティックを1秒以上停止させて防ぐ。

2.各ボックスをつなぐホール、またはゴールの中に故意にスティックを入れる。

3.1つのボックス内に同じチームのプレーヤーが2名以上スティックを運び入れてプレーする。

 

●その他

 〔団体戦〕

  人数の多い場合は団体戦を行ってみるのも面白いでしょう。

1.勝者勝戦

  勝っても負けても1回のプレーです。

最後の人まで行い、勝者の多いほうが勝ちです。もし同勝者数であれば得失点差で決めます。

2.勝ち抜き戦

  負けるまで何回でも続けてプレーします。

ですから、1人のプレーヤーが勝ち続け、相手チーム全員に勝ってしまえば味方のプレーヤーは全くゲームを行わないこともあります。

 

  上記の場合1チームの人数等の規定がないので、時間・人数にあわせて楽しく行えます。

 

 

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