八郎潟編

 2001年9月 バスファンにとっては憧れの地、八郎潟へ終に行って来ました。
ここ北関東から国道4号線を北上し、福島より国道13号に乗り更に北上し、秋田へ入り国道7号を走り、ようやく着いたのは出発してから12時間後の事でした。
ちなみにカーナビの検索では一旦新潟にでる道を選定しました。

 湖面が見えたときはホットした反面、朝もやの見える中「果たして評判通りの釣りが出来るのだろうか?」との大きな期待と小さな不安とが入り混じる心境でした。

 秋田の9月、朝の5時頃。
吐く息は白く肌寒い空気と淡水の水のにおいがする中、逸る気持ちを抑えロッドにリールをセットしました。

 初めての釣り場での最初のルアーは何を選定しますか?
手返しよく広く探れる-バイブレーションかスピナ-ベイトが一般的ではないでしょうか。
セオリー通りスピナ-ベイトをラインに結びまず1投。
ゴロタ石の敷き詰めてある岸際にキャストし、いつもより速めにリトリーブしてきます。

 何の反応も無いまま、少々沖目へ2投目を。
巻き始めてすぐにバイトがあり、あわせた瞬間根がかりを思わせるような感触でした。
刹那、キューとロッドが唸りラインからは水を切る音がしました。

 2投目で食ってくる やる気マンマンのバスが生息する場所
これからの釣りへの大きな期待と、うわさ通りの所だとの確信をしながら1尾をあげました。

 サイズは35〜6はあったでしょうか、綺麗な魚体は丸く太っていてまだ釣られてない事が確認できました。

その後こんなのが連発しました。
どんなルアーを使ってもよく釣れました。
ペンシルなどは面白かったですよ!
岸際に投げ引いてくると至ところからバスが
出てきてバイトしてきます。

平野の水溜りと言ったところでしょうか
雰囲気は霞水系と良く似ています。
台風が過ぎた後です。
初日は何とか釣りが出来ましたが
2日目は暴風雨で釣りが出来ませんでした。
この写真は3日目の大風の吹く湖面です。
この日も釣りになりませんでしたね。
風裏になる川を見つけてここで釣りを始めました。
遠くに船舶が見えますでしょうか?
写真を撮った近くにもあり、
スピナ-ベイトをヘリに当ててリアクションで
食わそうかと思ったのですが・・
バスは障害物付近ではなく川の中央部にいました。
濁り水→チャートリュース
湖底に藻→藻の上を揺らす位の水深とリトリーブスピード
セオリー通りで大当たりでした。
いつかはこんなバスボートで・・・

釣りをしてみたいですね。
こんなストラクチャーが各所に点在。

どんな釣りをシュミレーションします?

 八郎潟へは4日滞在してました。
夜はテントで寝ようかとアウトドアセットを一通り持参しましたが、余りの夜の暗さと静かさに怖くなりビールを流し込み車で寝ました。

 ここで大活躍したのはウエーダーでした。
水の移動はもちろん、伸び放題の草木から服や体を守るのに必須アイテムでした。

 最後にゴミの散らかりようが目立ちました。
ゴミは散らかさず持ち帰るように心がけましょう。


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