ゾロとサンジが出来るまで
(毎度ながら変なタイトル…)
えーっと・・・、ある方からイラストが出来るまでを教えて欲しいと頼まれまして、
友人からも以前から頼まれていたので、参考にならないとは思いますが、講座を開かせて頂きます。
始める前からこんな事言うのは何かと思いますが、全く参考になりません!!
はい。何か私の描き方はおかしいらしいので…、あくまで一つの方法としてお受け取り下さいね。
(各タイトルをクリックすると別窓で画像が表示されます)
1.ラフ画 先ず始めに簡単なイメージを落書き程度に描きます。 私の場合、数人を描く場合はこの段階では別々に描きます。 市販のコピー紙にシャーペンで簡単に・・・ 飽きたので色々と落書きがしてあります。 〔 ラフ画・ゾロ 〕 〔ラフ画・サンジ〕 |
|
2.トレース 2つのラフ画をコピー機でサイズを合わせて、トレースし、一つの画像にします。 〔ゴミ削除前〕 |
|
3.読み込み 普段はトレース後にペン入れをしますが、今回は鉛筆のままの状態でスキャナで読み込みました。 スキャナで読み込んだ画像はゴミ(どうしても用紙のしわや、影が出てしまうので)を削除してゴミの無い状態にします。 私の場合は、解像度200のグレースケールで取り込み、主線以外を色指定選択で削除しています。 上と比較して頂ければ、その効果は分るかと思います…。 〔ゴミ削除後〕 |
|
4.色塗り 上の作業をした後に初めて色は塗ります。 私は、肌→髪→小物→服等→その他 の順で塗ります。 始めにベースになる薄い色を塗り、段々と濃い色で順に塗っていきます。 この時に私が注意しているのは、光の当たっている角度。 ゾロは右から光が当たっているのにサンジは左…なんておかしいですよね。 その為に、人物は勿論、小物等も光の当たり方に注意しながら塗っていきます。 着色しながらギターのゆがみ等も修正して行きます。 今回はゾロ、サンジ共にシャツに実際に私の服をスキャナーで取り込み、加工して合成しました。 〔色塗り・肌〕〔色塗り・髪〕〔色塗り・小物〕〔色塗り・シャツ〕〔色塗り・パンツ〕〔色塗り・その他〕〔色塗り・仕上げ〕 |
|
5.背景 着色が終了したら、次は背景を作ります。 今回は着色したイラストを一人一人に切り取り、別のレイヤーにした後に拡大。 拡大した画像には場合に応じて、カラーハーフトーンやぼかしのフィルタを加えたりして、 自分の一番良いと思う状態にし、最適な配置まで移動します。 私の場合は、着色をした画像で隠れて結果的には見えなくなる場所は修正しません。 これだけでは何か寂しかったので、新しいレイヤーを作成。 そのレイヤーに左からのグレーのグラデーションをし、不透明度を調節。 加工と同じく、自分の好みまで調節します。 余分な部分にはグラーデーションは要らないので画像以外の所は範囲選択で切り取ります。 その後にもう一度軽いぼかしをぼかしツールを使用して加え、馴染ませます。 バックは今回は紫に設定しました。 その後に背景のレイヤーを総合します。 〔背景〕 |
|
6.画像総合・加工 背景と着色後の画像のバランスをみて、影を付けたり、タイトルロゴを入れたりします。 最後に画像を総合して完成です。 〔画像総合・加工〕〔加工・ロゴ〕 以上で元の画像は完成します。 が、HPに転載する時にはソフトの形式ではアップ出来ませんので、 ファイルの形式をjpgまたはgifに変換し、解像度も200から75程度に落とします。 大体、私はこの程度の絵はレイヤーは全部で20程度です。 その絵によって違いますが、大体この位の使用枚数で作業します。 ・・・と、徒然と書いてしまいましたが、こんなので分りますかね??? もし、感想や追加の疑問点などありましたらどんどん言ってやって下さい。 私で分る範囲であればお答えしますよvv では、『講座ゾロとサンジが出来るまで』は終わりにします。 ここまで読んで下さった方、有難う御座いました。 |