冬・新年 2019~2020 崇禅寺投句箱 
崇禅寺冬の紅葉に人溢れ 伊 勢 崎   長沼恵美子
紅葉散る沼面に小さき魚の揺れ 伊 勢 崎   長沼新治郎
なに思ふ弥勒の背に散るもみぢ 桐  生   諏訪 功作
落葉踏み弥陀の径をのぼりをり 北 群 馬   山崎かず子 
強風の後に片寄る散紅葉 八 王 子   菅野 和子
冬うらら心うちとけ高笑ひ 桐  生   梅澤 節子
笹鳴きを妻と確かむ朝の膳 桐  生   谷川  巌
門前の石に躓き冬ざるる 千  葉   小林 共代
風に鳴る幣に山門冬ざるる 桐  生   多胡  操
新兵も古参兵にも師走かな み ど り   富田 正孝
つつがなく喜寿を越えたる除夜の鐘 桐  生   大澤 米子
新聞に折り畳みたる去年の闇 舞  鶴   岩木  茂
共に旧りし松に菰着せ年迎ふ 桐  生   朝倉 裕子
なだめつゝ生きて米寿や大旦 京  都   橋添やよひ
山の名を知己のごと呼び初御空 前  橋   原田 要三
無限なる輝きの年新たなり  桐  生   内海 京子
節毎に粉を噴く真竹年新 藤  枝   間島あきら
見馴れたる山も鳥居も初景色 川  崎   門伝 史会 
初富士や今朝の茶柱信じます 足  利   菊池 緋沙 
坂半ば馬頭観音初灯り 桐  生   鈴木 石花
初鏡かはらぬもののなほ一つ  桐  生   狩野 優子
沖に暖流蘇鉄は赤き実を抱き 舞  鶴   浜  福恵
今年へと去年の腰痛裏返す 上  尾   根岸 善行
七草の揃はぬまゝのひと草粥 南  丹   南奉 栄連
満天を支へてをりし寒北斗 太  田   茂木 秀信 
成人の日の娘眩しき晩餐会 桐  生   佐々  完
髪纏め女正月同級会 桐  生   東都奈緒美