冬・新年 2016~2017

今日からは冬蝶となる白さかな  横 浜  中村 陽子
三弦のもれくる小路冬の蝶  千 葉  小林 共代
凩一号宵の明星尖りけり  川 崎  遠藤逍遥子
千年を古刹に散らす大銀杏 太 田  茂木 秀信
古刹池光るうたかた紅葉散る  伊勢崎  長沼新次郎
高鳴きに会話途絶えて冬の鵙  桐 生  多胡 操
裏山にまぎれなかりし木菟の声  桐 生  谷川 巌 
冬うらら小匙一杯ほどの幸  前 橋  原田 要三
葛屋葺に友と語らふ牡丹鍋  南 丹  磯部政一郎
松葉杖の外れし吾娘と除夜詣  桐 生  東都奈緒美
賀状書く腕に力の入りけり  和賀郡  小林 輝子
筆圧のにぶる穂先で賀状書く  桐 生  梅澤 節子
初鶏のあと竈火の匂ひけ  舞 鶴  岩木  茂
仏にまづ抹茶を献じ年立ちぬ  南 丹  南奉 栄蓮
遺されし日を慎みて初日受く  京 都  橋添やよひ
屋根の上を煌めき渡る初日の出  八王寺  菅野 和子
凡庸に八十九歳年新た  八 戸  野沢しの武
一面に東天紅鶏元旦紙   桐 生  鈴木 石花
初春やまだ星光る神詣  川 崎  門伝 史会
初春や趣味の俳句を友として  足 利  菊池 緋沙
風雅なる八十路生きたし古女食む  高 崎  住谷 幸子
京みやげ持ちて友来る松の内  桐 生  橋本千代子
ひざまづき水仙に多く語りけり  みどり  小池 澄子
五十年今も青春成人日  太 田  茂木 秀信
境内に松の切株寒の月  桐 生 佐々  完 


 春15句、夏15句、秋15句、そして、冬・新年として20句載せております。
春は5月10日、夏は8月10日、秋は11月10日、冬・新年は2月10日までに投句
されたものを纏め順次差し替えております。今回は年賀状に戴いた俳句も
入れて30句になりました。これからも宜しくお願い申し上げます。
 投句集の俳句について、お問い合わせなどございましたら、崇禅寺様または
下記へどうぞ。

  鈴木石花  

風土竹間集同人・俳人協会会員

国際俳句交流協会英語俳句会員

     群馬ペン倶楽部俳句部門会員

376-0013 桐生市広沢町6-307-3 サンフラワー広沢 

電話・FAX 0277-54-0188

e-mail:chouonhi@sunfield.ne.jp