2018) 崇禅寺投句箱

夏に入る剃り跡青き僧若し 桐  生    ?
地下足袋に眼あり筍掘り当てし 川  崎 遠藤逍遥子
竹の子の先に宿りしいのちかな 入  間 赤羽 洋一
崇禅寺に自然守る会子供の日 桐  生 東都奈緒美
母の日やはは似のおのが髪を梳く 京  都 橋添やよひ
母の日や赤きリボンの宅急便 桐  生 梅澤 節子
家ぬちにも風の道あり更衣 桐  生 多胡  操
この坂を上がれば我家風薫る 桐  生 橋本千代子
崇禅寺玉砂利の音風薫る 高  崎     ?
若葉なす風に野点の薄茶かな 桐  生 小池 和利
妻と来て御朱印賜ふ五月晴 加  須 飯島 大一
名刹に仏心沁みる梅雨晴間 桜井 陽子
五月雨や古刹にこもる風の音 比  企 渡邊 俊一
次々と友黄泉に逝く青嵐 南  丹 南奉 栄蓮
紫陽花の色変はりたる雨上がり 八王子  菅野 和子
夏旺んブルーインパレス旋回す 桐  生 谷川   巌
かざしたる扇が展ぐ祭囃子 千  葉  小林 共代
延命坂の緑陰ひそかくらら句碑  桐  生  佐々   完
鳴く蝉の背筋伸ばせる大樹かな 太  田  茂木 秀信
鳥遊ぶ見上ぐる木々の百日紅 桐  生 大澤 米子
百日紅左右に点る磴ながし 桐  生 鈴木 石花
日輪を遮て涼し堂庇 桐  生 吉岡 米子