ソコロ事件

 1964年4月24日、米国ニューメキシコ州ソコロで警察官ロニー・ザモラがUFOを目撃した事件。炎と轟音と共にUFOが着陸してオーバーオールらしき服を着た2人の人影がそこから出てきた。ザモラが様子をうかがい、近づこうとするとUFOは飛び去ってしまったというのだ。着陸した付近の草は焼け焦げ、確かに何かが地面にぶつかったような跡もある。肯定派はこれぞ本物!と色めき立ち、否定派は

・観光誘致の為のでっち上げ(注:その後そんな活動はなかった)
・月着陸船の実験(注:地球の重力は月の6倍なので実地は出来ない)
・軍の新兵器実験(注:軍は否定したが)

とありとあらゆる可能性を出した。空軍の機関ブルーブックが調査したが結果は「不明」だった。否定派の気持ちも判らなくは無いが、確たる証拠も無いのにゾロゾロと説を出すのもどうかと思う。
なお、最近これは「熱気球」だったのではないかとの説も出ている。

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