矢追純一氏

 言わずと知れた日本一のUFOディレクター。番組名の前に「矢追純一の〜」と付けられるディレクターはこの人だけではないだろうか。しかし、日本一誤解されているディレクターでもある。矢追さんの肩書きは「フリーのディレクター」である。(大学の講師や財団の理事もしているがここではUFO関係に限って)ほとんどの人は「UFO研究家」のように思っている節があるが、あくまで番組制作者である。番組はTV局から依頼があって初めて作るのであって、個人で作っている訳ではない。制作費は2時間特番で平均5000万と6ヶ月の期間だそうである。番組自体も主に海外の事件を紹介しているのであって、検証は特にしていない。検証しなければ何をしても良いわけでは無いが、事件そのものは確かに海外では話題になっていた事件ばかりである。一部に証言者に台本があったのでは?との声もあるが、日本テレビの人気番組「笑点」でも解答者には台本があり、答える順番も予め決まっているのでTV番組とはそういう物と思ったほうがよい。なおUFO特集を最近やっていない日本テレビでは「電波少年」のように、同じ怪しいものでもバラエティーに特化した番組に力を入れるようになった。21世紀になった今、UFO特集の復活を節に願うものである。


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