第1話 UFOの現実:信じる理由

CM間に出されたクイズ

Q1 H.G.ウェルズの「宇宙戦争」がラジオで放送された時、聞いた人々の反応は?

Q2 空飛ぶ円盤という名前が登場する前に使われたUFOの呼び名は?

Q3 UFOに拉致された人の言う共通点は?

  第1話はUFOの登場として、第二次世界大戦中の「フーファーター」の紹介から始まります。飛行機の周りに光の玉が写っている写真も出ていますので、パイロットの幻覚等では無いようです。次はケネス・アーノルドが1947年6月、レーニア山で遭遇した飛行物体の再現映像です。9つの物体が連なってふらふら飛んでいる様はまさに、「空飛ぶ皿」です。
 かの有名なMJ−12文書については決定的な証拠と思われましたが、トルーマン大統領のサインは別の文書からコピーされたとの指摘があり、肯定派には逆に不利な材料に。
 完全に解明された事件もあります。1981年英国の警察官のイングラム氏は東ヨークシャーの山の中で光る3つの物体を目撃。写真を撮り、また実際現場に行ってみましたが、何も発見出来ませんでした。6年もの間調査されましたが何もわかりません。ところがある日、その山を見ている人から3つの光る物体がまたもや目撃されます。急いで現場に行ってみると、そこは水晶を含んだ岩場に苔が生え、雨水が溜まってました。それが日光を反射して3つの光点に見えたのでした。
 1987年米国ガルフブリーズで起きた事件も紹介されています。建築家のエド氏が撮った提灯型UFOは旧式のポラロイドカメラを使った二重写しではとの指摘。また町の近くには海軍基地があり、基地の人間がイタズラで花火に風船を付けて飛ばしていた事も判明。エド氏以外の目撃者はこれを見たのではないかとも言われてます。
 最後はドレイクの方程式で締めくくられます。恒星の数、その中で惑星の生成しており、生物が発生し、文明をもつ確率などを加味した方程式です。不定要素が多いのですがわずかでも可能性があり、また説明のつかない目撃証言などがある限り「信じる理由」は存在します。

クイズの答え

A1 本物の火星人が攻めてきたと思いパニックになりました。

A2 1930年台の北欧では「ゴーストロケット」と呼ばれてました。

A3 一定時間記憶を失い、体に覚えの無いキズが残っている。

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