第4話 UFOの現実:深遠なる秘密

CM間に出されたクイズ

Q1 グルームレイクのエリア51の別名は?

Q2 エリア51の立ち入り禁止区域の広さは?

Q3 UFOウォッチャーの間で有名なエリア51の目印は?

 第4話は目撃されたUFO写真から始まります。画像をコンピュータ解析しますが、輪郭をはっきりするだけで何かは判りません。これ以上進めると、作業者の意図が入ってしまい「期待通り」の物が出来上がってしまう危険があります。軍に問い合わせても新兵器の実験だったりすると何も答えは返って来ません。
 英国のマンチェスター空港で起きたニアミス事件は解明されました。着陸しようとする旅客機の前を、黒い三角形の物体がかすめたのです。この物体は管制塔のレーダーには補足されてませんでした。一般紙はUFO遂に現る!と書き出しましたが、航空専門誌(Jane's)は以前よりBAe社が空港付近でステルス機の実験をしていたとの記事を載せていました。
 米国のステルス機はネバダ州グムールレイク「エリア51」に隠されています。U−2、SR−71なども開発された基地です。ここに回収したUFOを隠されてるとの噂があります。ここで働いていたというロバート・ラザーの証言があります。基地内のS−4地区で9機のUFOを目撃し、その内の1機の磁気推進システムの研究をしていたと言うのです。
 この話を検証する為に地元のTV局が動き出しました。過去の経歴を調べたり、嘘発見器にかけたりしたのです。結果は「灰色」でした。経歴には怪しい所もあり、嘘発見器には4回中2回は不合格だったのです。ラザーはTVに出た後、売春を仲介したとの容疑で逮捕されました。なお本人は「コンピュータを使った管理をしていたので売春宿は繁盛していた」と容疑を認めています。しかしTV局は逮捕者を出演させるわけはいかず、その後のUFO企画はお流れになってしまいました。
 目撃談ではなく、確かなデータが残っている事例もあります。1984年5月5日、北米防空司令部が「何か」を補足しました。弾道ミサイル探知衛星が、熱を持った硬質の物体を突然探知したのです。約9分間の追跡の後、探知外区域つまり外宇宙方向に消えました。外宇宙から来て外宇宙に消えていった物は何だったのでしょうか?データは残っていますが、真相は深遠の彼方です。

A1 夢の国、コンテナ、天国牧場、月の裏側などです。

A2 ヨーロッパのベルギーと同じ位の広さです。

A3 ある牧場主の黒い郵便受けが目印です。

戻る