モーリー島事件、真実を知った米軍将校が謎の死!?

 1947年7月31日、ワシントン州タコマのモーリー島でUFOが目撃されたとの報告が米軍に入った。目撃したのはタコマ湾の巡視員2人で大きさ約100フィートのドーナツ型の飛行物体が6機だという。物体の周囲には「窓」らしき物も確認できた。そのうち1機は故障しているらしく動きが明らかにおかしいようだ。別の1機が近づいたら接触し、轟音とともに破片を巻き散らかした。
 巡視員はこの破片を持ち帰り、マスコミや調査に来た米軍士官2人に話した。調査が終わった士官は基地に戻ろうとしたが、その帰りの軍用機が墜落して資料も永遠に失われてしまった。真実を知った士官達は抹殺されてしまったのだろうか?

 真相

 この事件について調査にあたった士官は飛行機に乗る前に現地の基地で調査結果を話している。それによると事件は「全くのでっちあげ」だった。目撃したのは人は港湾巡視員ではなく、湾に入り込んだ流木を回収する作業員だった。落下した破片とされる物も地球上の物で改めての調査はされなかった。作業員はジョークで破片をマスコミに送ったのを認めた。
 軍用機の墜落は偶然の事故だった。機長と乗客の一人が脱出しておりエンジンの不調が原因と判っている。軍は作業員を何らかの罪で告発しようとしたが、事件は「単なるジョーク」で墜落とは関係ない事からこれ以上は関わらなかった。

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