空飛ぶ円盤が実写撮影された!?

 1965年2月26日、メリーランド州シルバースプリングでUFOが目撃された。目撃したのはマデリン・ロドファーやコンタクティーとして名が知れていたジョージ・アダムスキー達だった。ロドファーが即座にこのUFOを8mmカメラで撮影した。現像されたフィルムには空中に浮遊する「アダムスキー型円盤」がはっきり映っている。映像を見るとUFOは多少歪んで見える瞬間もあり、強力な電磁場か何かが働いているようだ。フィルムの専門家は「このような歪みのある映像を作るには高度な特撮用光学機器が必要なので偽造フィルムとは考えにくい。」とも言っている。やはりアダムスキー型UFOは存在するのであろうか。

 真相

 この8mm映像の真偽論争はしばらく続いたがフィルムの1コマ1コマを厳密に精査すれば実は簡単に判る。フィルムを動画として肉眼で見ると逆光で今ひとつはっきりしないが(画像左)、1コマを切り取って明暗をつけると物体の形状が確認できる。(画像右)その結果、円盤はどう見ても「半分」しかない。どうやら半分の円盤模型をガラスに貼り付け、ガラスを動かして撮影したようだ。ガラスがわずかに回転する事により円盤の形も歪んで見える。歪みの正体は「円盤の作り出した空間」ではなく「手作り映像の結果」だった。



左 アダムスキー型UFOの実写映像だったが・・・
右 明暗がはっきりすると半分しかない。

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