UFO着陸現場に宇宙文字のメッセージが残されていた!?
1965年3月2日、フロリダに住むジョン・リーブズは円盤型の奇妙な物体を発見した。
直径は10m前後で4本足で着陸している。
しばらく見ていると、近くの草むらからロボットの様な生き物が出現した。
リーブズは慌てて逃げたが途中で眼鏡と帽子を落としてしまった。
それらを拾いながら様子を伺うとロボットがUFOに戻って行くのが見えた。
そしてUFOは轟音と共に飛び立っていった。
着陸跡を調べてみると1枚の紙切れが落ちており、象形文字のような記号が書かれていた。
紙もまた、見た事の無い種類の物だった。
なお、この事件には米空軍のプロジェクトブルーブックが担当し、解読も試みられてる。
果たして宇宙からのメッセージは何だったのだろうか。
着陸現場に落ちていた宇宙文字
真相
ブルーブックはこれを「文字の解読」と「紙の素材」の両面から調査する事にした。
解読は米国の暗号解析班が担当した。
暗号や未知の言語の解読には文書中に出てくる頻度の多い文字や、一定の文字列に注目する事により行われる。
古代エジプトの象形文字(ヒエログリフ)の解読は、ある文字列が頻繁に使用される事に注目し、それが「クレオパトラ」を意味する事が判った時に一気に進んだ。
問題の「宇宙文字」だが、意外に早く解読できた。
結果はアルファベットの1文字1文字が記号に置き換わっただけの単純な物だった。
従って文法も英語と全く同じで、意味はともかく解読はできた。
PLANET MARS
ARE YOU COMING HOME SOON
WE MISS YOU VERY MUCH
WHY DID YOU STAY AWAY TOO LONG
(火星にあなたはもうすぐ帰ってくるのか、
私たちはあなたがいなくなって、とても寂しい
なぜそんなに長く行ってしまったのか)
という文章だった。
紙のほうはプロのカメラマンなどが使うレンズ用の紙で、普通には入手しにくい物ではあったが地球上の物であった。
UFOの着陸跡も調査されたが、雨が降ってしまった為、何も得られる物は無かった。
以上により、ブルーブックはこの事件を「信憑性無し」と結論した。