【第1部門奨励賞】

青銅花器 志  佐藤 和貴子

 昔、切り花は人が死んだ時にしか飾らなかったため、当時一番重い罪であった泥棒の中でも花泥棒だけは許されていた、という。罰を覚悟で亡くなった人にたむける姿に、今とは違う当時の時代背景を感じました。この花器は、そうした芯のある強い意志と、しっかりと地に足をつけて生きていたその時代に生きる人の姿から制作しました。
 めまぐるしく過ぎてゆく日常の中に、しっかりと目を向け、丁寧に今を生きる。そうした人に私はなりたいです。
 この度は、奨励賞をいただきましてありがとうございます。制作において、多くの方にお世話になり、この場をお借りして御礼申し上げます。



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