【第1部門奨励賞】

花入「2007夏」 江田委織・朋哉

 家族しか入ることの許されない鋳物工房は、幼少の頃から秘密めいて心ひかれるものがありました。260年も江田家だけに伝えられた風鈴の技を使い、自分達の作品を造ってみたいと思いました。
 工夫した所は花のまわりを囲ったところです。固い鉄の素材にやわらかさを表現したくて膚を打ちました。くわがたの力強さを出すために足とのこぎりは、しっかりしたものになる様に心がけました。技術的に大変だったの所は、曲面の本体にくわがたを左右対称にすえることでした。二人で力を合わせて制作しました。送風機がうなり、鉄がまっ赤にとけるのを見ると胸がワクワクします。頑張って作品を造って行きたいと思います。賞をいただきますます鋳金の仕事が好きになりました。



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