【第1部門優秀賞】

朧銀花入「銀のシルエット」 正田 忠雄

 この度の作品は立方体に近く小さな作品ですが、現代に於ける美の要素を含んだ表現が出来ればと思いつつ面と曲線に依る構成に美を求め、伝統技法(焼型鋳造)に依り手順を追って仕事を進めました。朧銀という素材に助けられ自分では存在感のある作品になったとは思って居りましたが、受賞するとは夢にも思っておりませんでした。これからも先人から伝えられて来た日本に於ける鋳金の文化、その鋳金の現代に於ける創造は殊の外困難な時代を迎えましたが、この度の受賞を励みに更に鋳金の美の創造に汗を流して行きたいと思います。
「故郷に伝えられたるその技を学びて深く心注がん」



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