【第1部門大賞】

鋳銅水盤「蟾」  長谷川 克義

 なぜ、「器物」を製作しているのか。その理由のひとつに、この頃では存在感という言葉が大きく比重を持つようになってきました。鋳金という技法や技術、金属という素材はそれだけで存在感をアピールしますが、その恩恵に頼るだけでは無く、空間をもその存在で支配できるようなモノを創りだしたいと思っています。それにより、さらに鮮明に作品に込めた想いを伝えられるのではないかと感じています。「器物」という課題からは一生離れられそうもありません。
 大賞の受賞は、これからの作品制作においての大きな励みになると同時に多大なプレッシヤーを受けていますが、それを良い方向に捉えて、自己反省を繰り返しながらも真摯な姿勢で制作を続けていきたいと思います。



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