【奨励賞】

「land・scape」芝山 真理子

25 land・scape 芝山 真理子

 日常のなかで、ふと目にしたカタチに感動をおぼえることがある。その感動はデザインを意図されたものに対してよりも、むしろ必然性や機能性が優先されているものに対してである。
 時間を経て受け継がれるにしたがって絞りこまれた簡潔なカタチは風景のなかで、デコラティブな存在としてではなく、ただ単純なシンボリックな存在として確固たる実在感を維持しているように思える。
 私は伝統的に受け継がれてきた建造物などのカタチによってもたらされる印象的な風景をテーマとし、その感動を“ある空間”として自己表現していきたいと考えている。



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