建築材料では一般的にグラスウールや発泡系断熱材が使用されていますが、断熱っていったい何なんでしょう?
断熱の基本理念は「空気を流動させないこと」です。空気が流動しなければ「熱」は伝わらない。というところから
断熱材は生まれました。だから、グラスウールも、発泡スチロールも、空気をたくさん取り込んでそれを流動させないように保って「断熱」しているんです。
・木の断熱効果
では、木と断熱はどのような関係があるのかというと、下図のように木にはたくさんの穴が空いているのが分かります。 これは仮道管といわれ、長さが3〜4mm、太さが0.03mmほどの小さな細胞です。この細胞の中は空になっていて、それが「天然の断熱材」としての効果を生んでいるんです。

・木の調湿効果
木は、空気が湿っていると水分を取り込み、乾燥すると水分を放出するので、「天然の調湿機能」としての役割も果たしています。
3m×10cm×10cmの木材1本で、最大約370mlの水分を吸ったり、吐いたりすることができます。