地球防衛軍
UFOとは未確認飛行物体の事である。思わせぶりな「未確認」のうちはかわいげがあるが、確認されてそれが侵略の意志を持っていると笑い事ではなくなる。そこで登場するのが地球防衛軍であるが、相手は恒星間航行技術を持ち、侵略の準備をそれなりに整えてやってくるので苦戦する事が多い。宇宙戦艦ヤマトを例に取ってみると
いつ? | 相手は | 成績 | 責任者 | 備考 |
2199年 | ガミラス軍 | ほぼ全滅 | 藤堂長官 | 沖田艦のみ帰還 |
2201年 | 白色彗星帝国 | ほぼ全滅 | 藤堂長官 | 艦隊戦は勝利 |
2202年 | 暗黒星団帝国 | ほぼ全滅 | 藤堂長官 | 無人艦隊 |
2203年 | ルガール帝国 | ほぼ全滅 | 藤堂長官 | 冬月のみ帰還 |
これはまいった。出撃の度に壊滅している。やられ方も派手だが毎年毎年、侵略されているのもすごい。台風のように「異星人の当たり年」「侵略の季節」などという言葉があってもおかしくない。軍の責任者、藤堂長官は頭の痛い事だったろう。しかも毎回全滅しているのでは責任の追求も厳しかったに違いない。連邦予算委員会では「まことに遺憾ながら・・・」とか答弁していたのだろうか。もっとも最後はヤマトの活躍で勝利している。いつもヤマトをかばっている藤堂長官だが、自分の首がつながっているのはヤマトおかげだという事を判っているのだ。
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