宇宙人のパンケーキ事件


 1961年4月18日米国ウィスコンシン州に住む60歳のジョー・サイモントンは朝食の片づけ中、妙な音に気付き外を見ると、銀色に光る物体が庭に入ってくるのが見えた。近づいてみると中から、身長150cmくらいで髪の毛の無い、3人の「何か」が出て来た。1人が水差しのような物を指し「水が欲しい」というしぐさをしたので、水をくんで渡した。お礼に何かが欲しいと、しぐさで伝えると「パンケーキのような物」を4つくれた。その後3人は光る物体に乗り込んだ後、南の空に飛び去った。宇宙人の残した物が残っている珍しい事件である。


真相

 パンケーキはその後、米国厚生省の食物研究所で分析された。それによると成分はデンプン、小麦のふすま、大豆の莢、そば殻などから出来ており、すべて地球上の物質であった。食物としては塩分が欠けているとされたが、いずれにしろ地球外の物とする証拠には成らなかった。この事件は当時の調査機関ブルーブックが検証したが、

1.パンケーキは地球上の物質である
2.その他の証拠(例えば着陸跡、残留物質)が見あたらない

との事でジョーが白昼夢を見たのではないかと判断した。

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