アポロ宇宙飛行士が月の裏側でUFOを見た!?
1968年12月25日深夜、米国ヒューストン宇宙船管理センターは異様な緊迫感に包まれていた。月の裏側まで人類が到達したのだ。アポロ8号は月を周回してもう少しで表に出てくる。その時、初めて見た月の裏側を様子を報告するだろう。通信が回復したその瞬間、驚くべき言葉をアポロ宇宙飛行士が発した。
「月にはサンタクロースがいた。」
NASAの用語にはサンタクロースという単語はない。これは実は「UFO」または「宇宙人の月面基地」を指す隠語と言われている。月面には既に宇宙人の基地があるのだろうか。
真相
この時アポロ8号は初めて月の裏側を見たのでは無く、10周回って地球に戻るところだった。ヒューストンが緊迫していたのはアポロ宇宙船のロケットエンジンが順調に作動しないと地球帰還軌道に乗れないからだった。
(そうなるとアポロ8号は3人の宇宙飛行士と共に永遠に月を周回する事になってしまう)
アポロ8号のエンジンは通信の届かない月の裏側で予定通りの推力を噴射して、地球に戻る軌道に乗った。そしてこの日は12月25日のクリスマスだったのでジム・ラベル飛行士は「月にはサンタクロースがいた。」という言葉で成功を表したのだった。この様子は
LOST MOON(邦題 アポロ13)
ジム・ラベル&ジェフリー・クルーガー著
FROM THE EARTH TO THE MOON(邦題 人類、月に立つ)
アンドルー・チェイキン 著
にも出ているので極秘事項でも何でもない。
なお、月の裏側はこれ以前にも米ソの無人探査機が写真を送ってきている。それらを見ても宇宙人の基地らしき物は無いようだ。
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